この仕事のメリットの大きな一つ、リスクがとても低いということをご説明させてください。
自分の人生をより良くより幸せにするために何かを始めるとしても、新しく何かを始めるのは怖いことだと思います。
リスクやデメリットがどれぐらいあるのか、女性なら尚更しっかり知りたいですよね。
この訪問鍼灸の施術のビジネススタイルは、とても素晴らしいメリットがたくさんあり、かつリスクが低いというのが特徴です。
その説明の話に入る前に一旦話はズレますが、失敗しないビジネスの大きな四つのポイントをお話しさせてください。
【失敗しないビジネスのポイント4つ】
- 初期費用や月々のコストが少ない
- 利益性が高い
- 毎月の安定収入が見込める
- 在庫を抱えない
というのがよく言われる4つの要素となります。
まず4番。
これははわかりやすいですね。
在庫を抱えないというのは、物販をしなければ在庫になるものが発生しないのは説明いらずのことだと思います。
そして、初期費用について。
医療保険を使って施術しに伺うこのお仕事は、1年以上の鍼灸師としての実務経験と初回の研修を受けた後、お住まいのお家を出張所として登録すれば治療院の家賃がかかりません。
令和3年から必要になったこの研修は、鍼灸の国試を担当している東洋療法研修試験財団で行う施術管理者研修というもので、残念なことではありますが業界の療養費に係る不正請求の問題が背景となっており、きちんと責任をもって患者さんに向き合える施術者として新設された手続きとなり、2日間のオンライン講座で研修代は23,000円です。
家賃分の負担がない訪問施術は、保健所で「出張届」という登録の手続きを行いますが、手続きの料金はかからず30分もかからないような簡単なものです。
そして家賃の代わりに必要になってくるのが、車やバイクなどの移動手段になります。
私は東京都内で治療院をしている為に駐車場所を考える大変さを考慮して、バイク移動です。
そのお宅の駐車場や近隣の方の邪魔にならない駐輪スペースを見つけて、施術の間だけ30分程度停めさせていただいてます。
これは、軽自動車など小さめの車を近隣の方のご迷惑にならずに止められるスペースが多くある地方であれば、車での訪問でも問題ないと思います。
バイクは季節ごとの気温の変化や天気の影響が大きいので、車の方が楽だと思います。
また、雪国ではバイクの運転は冬は難しいので、車が必須になりますね。
さらに車でもバイクでもガソリン代が必要となりますが、私は中型スクーターで回っていますがそれでも月5.6000円程度なので、家賃と比較して考えるととても安いです。
ちなみに介護ヘルパーの方々は電動自転車で移動されている方も多く、もし体力に自信がある方は自転車移動でも良いかもしれません。
ただその場合は遠方の訪問は難しくなると思うので、移動範囲内での訪問になってきます。
ちなみに私の一番のオススメは、原付スクーターです。
ガソリンの燃費もかなり良いですし、車体も軽いので運転しやすく、コンパクトで停める場所を選ばないです。
自動車の運転免許をお持ちであれば原付スクーターに乗る資格はついてきますので、中古であれば手続き代込みで10万円程度で乗り始められるものもたくさんあり、とっても手軽なんです。
その他には電話代や鍼灸道具代、傷害保険代です。
電話についてはご自身の自前の携帯電話でも良いですし、ホームページやチラシなどで載せることも考えて治療院専用の電話を持ったとしても、月に数1000円程度です。
私は月に3000円程度ですが、インターネット回線の050番号などをうまく活用すれば電話代も節約できると思います。
鍼灸の道具代については、私はバランス調整などの手技の施術の方が多く実際に針を使って施術している方が少ないため、月に道具代が1000円もかかっていない計算です。
材料費をかける治療スタイルだとしても、高くても月に1万円ほどではないでしょうか。
そして最後に大事な傷害保険代と施術管理者研修です。
はりきゅうの傷害保険は、あってはならないことではありますが、万が一なにかしらのトラブルが起こってしまい患者様に何かご迷惑をおかけしてしまったとしても、保証してもらえる大切なものとなります。
保障内容によって料金は変わりますが、年に7500円から高くても15000円ほどのものです。
ここまでが概ねの、初期と月々にかかってくるコストです。
電話代を高く1万円と見積もって、年単位の費用を月割りにしたとしても、月々3万円も経費がかかりません。
他に一番最初に用意するものとしては、
1000円ちょっとのAmazonでも買えるローラー鍼、https://happyhariq-lady.hateblo.jp/constantsales