いくつか記事を更新後のこの段階で、改めて自己紹介をさせていただこうと思います。
松田ちえ
鍼灸師セラピスト
女性鍼灸師開業コンサルタント
3.11を機にコールセンター業務の事務職からお体の心地良さに携わる業界に転職してきて2023年でセラピスト歴12年となります。
始めはリラクゼーションサロンでオイルマッサージや整体のお仕事をしていましたが、きちんとした国家資格の知識が欲しいと、働きながら鍼灸学校に通い、最難関の合格率の年に無事鍼灸師となりました。
学生時代は不妊鍼灸院として有名なアキュラ勤務でアシスタントも務めたりするなど、女性の幸せにとても興味を持っています。
施術者人生の中では五つ星ホテルセラピストでの経験や、オイルマッサージの講師をしていたことが今のお仕事にも繋がっていると感じています。
現在は訪問の鍼灸施術院の他に、リフレクソロジー講師や、この幸せ女性鍼灸師協会の普及業務、加えて全く別業務の家族のお仕事のお手伝いもさせていただいます。
施術とバイクと温泉が大好きで、ありがたいことに好きなことだけで構成されるお仕事の毎日を過ごすことが出来ています。
そんな私ですが、大変な時期もありました。
整骨院勤務の経験もあるのですが、その接骨院は拘束時間がとても長く、加えて修行の意味としての無言の圧力で休日は系列店にお手伝いに行くなどし、最高連勤21日をさせられた経験もあります。
(休日の出勤は自主的にお手伝いしに行っている扱いで、無給!)
さらに治療院も家から片道2時間程度と遠く、朝6:30に出て夜23時過ぎ帰宅の生活。
それでも教育研修制度が整っているその治療院グループで鍼灸師として成長したいとなんとか食らい付いていたのですが、やがて体調不良が頻発し原因不明の熱が止まらなくなってしまい、退職せざるを得なくなってしまいました。
ですが、その事が私の訪問のお仕事に繋がるきっかけにもなったのです。
鍼灸師としての接骨院のお仕事は、お昼休みは長いものの拘束時間としてはとんでもなく長く、土日や祝祭日が特に忙しいのもあって、どんどん自分の精神的肉体的余裕がなくなっていきました。
それで体調を崩した反動で、鍼灸師だとしても会社員の人と同じように働けないものかと新旧の求人サイトを探し漁る日々が始まりました。
そんなものあるかと思いはしたのですが、それが訪問の鍼灸師のお仕事でした。
訪問のお仕事は基本高齢者の通院が大変な人のお宅へお伺いするお仕事となります。
そんな高齢の方の生活スケジュールに合わせると、月金9時5時のような一般の会社員の勤務時間と同じようなスケジュールでお仕事することが可能になる働き方だったのです。
さらに私の脳みそのタイプとして、シングルタスクの作業進行が得意で、複数作業を同時進行することになると途端動けなくなってしまうマルチタスクができない特徴があります。
接骨院のお仕事は目の前の患者さんだけではなく、治療院全体に気を配らないといけない苦手なマルチタスクスキルが必要だったので、かなり苦労して悩みました。
ですが訪問のお仕事は、目の前の患者さんだけに集中すれば良いので私にはとても合っていて、目の前の患者さんに集中して施術に没頭することができて幸せな毎日になりました。
そんな幸せな訪問鍼灸のお仕事も、コロナの打撃で働いていた治療院が閉鎖されることになってしまいます。
それでも私はやっぱりこのお仕事が大好きなので、働きながらずっと考えていた独立を決行することにしました。
とはいえ、世は緊急事態宣言の真っただ中。
仕事を割り振ってくれるケアマネージャーさん達がいらっしゃる居宅介護支援事務所に、開業のご挨拶として訪問するのも気が引ける時期でした。
そんな時期ではありましたが、地域の居宅介護支援事務所に片っ端から開業した旨のお手紙を手書きで書いては何10件とお送りしていきました。
外出自粛の時期ですので、自宅でできることは限られてるものの時間はたっぷりあったからです。
加えて、夕方の人が少なくなる時間帯を見計らって近所にビラ配りをして回りました。
それがありがたいことに功を奏し、女性であることも強みとなり、初月からお仕事が入り売上も15万弱になりました。
そこから今は紹介オンリーで営業活動をほぼせずに、患者さんにしっかり向き合って幸せな施術の時間を過ごす毎日です。
私としてはこの鍼灸師の訪問ビジネスが素晴らしいお仕事だと思っていて、特に女性に合ったビジネススタイルだと考えていますので、この仕事での喜びを少しでも多くの女性鍼灸師の方々に共有させていただきたいとこのような活動を始めることとなりました。
女性鍼灸師のあなたが自分の人生やご家族を大切にしながら、しっかり収入も得て幸せで自由な毎日をお送りいただけるようなお手伝いができればと思っていますので、今後共どうぞよろしくお願いいたします。