自分で治療院をして自由な時間設定と幸せなライフスタイルを作っていきたい。
でも開業ってどんな手続きが必要で、何を準備すればよいか分からない、、と不安になりやすいのではないでしょうか。
でも、必要な手続きはそこまで難しくありませんし、準備しないといけないものもそんなにありません。
具体的に説明していきますので、それだったら始められるかな?と思ってもらえたら幸いです。
必要アイテム5つ
- 治療道具
- 車かバイク
- 販促アイテム@名刺・チラシ(パンフレット)
- ホームページ
他にもあったら便利なものはありますが、基本これだけで始められます。
以下詳しく解説していきますね。
1.治療道具一式
こちらについてはその方の治療スタイルによって変わってくるところはありますが、私の患者さんでは実際に鍼を使って治療している方の方が少なく、関節運動やもみほぐし・下肢訓練をした最後に電気のお灸とローラー鍼をされている方の方が多いです。
メインで使う張りも2種類のみでお灸施術はしていないので、ポーチに鍼2種類と鍼皿・消毒アイテムを入れ、制服(スクラブ)のポケットに電気灸とローラー鍼・てぬぐいを入れて、タイマーを腰につけています。
制服と言ってもポケットのあるポロシャツでも大丈夫で、いかにも制服!といったものを準備しなくても良いのです。
それらの治療アイテムと、手指消毒用のアルコールスプレーボトルや飲み物、患者さんにお渡しする書類などをビジネスバッグにまとめて持ち歩いています。
先生によってはリュックやボストンバッグを活用されてる方も居ますが、今お持ちのカバンでこれも大丈夫です。
2.車かバイク
訪問鍼灸は自宅などを治療院登録し、そこから16kmの範囲で訪問にお伺いします。
介護ヘルパーさんたちの様に電動自転車で移動して回ることもできますが、移動時間のコストを考えるとできるだけ移動にかける時間を短く件数多く回りたいですよね。
自転車だと回れる範囲にも限界がありますので、車かバイク移動をオススメします。
ちなみに都心部だと車移動は訪問時の駐車スペースが確保できないことがほとんどなので、バイクの移動をオススメします。
原付バイクですと中古車なら10万円ぐらいで買えますし、あまりスピード出せないので安心で、普通自動車免許をお持ちの方なら原付バイクに乗れます。
ただ、雨の日も季節関係なく、雪の日や台風以外は乗ることになりますので、それは慣れないとちょっと大変かもしれません。
地方で開業を考えていて、対応地域がちょっとなら車を停められそうだという方は、車の方が安心かもしれませんが、原付はガソリン代もとっても安いです。
3.販促アイテム@名刺・チラシ(パンフレット)
4.ホームページ
この3つに関しては、パソコンが得意な方であれば私の名刺やチラシを参考にデザインをマネして、ラクスルさんなどのネット印刷をしてしまうのが一番安上がりです。
チラシに関しても巻けば巻いただけコストはかかりますが、女性鍼灸師はあまり営業をしなくても集客がしやすいため、そこまでたくさん準備しなくていいと思います。
名刺は100枚500円程度、チラシは千枚3000円程度で作れてしまう時代です。
ホームページに関しても、私の治療院をマネしてしまえば良いですし、デザインが難しそうということであれば2万円(条件あり)で作成代行もいたします。
他にもプライベートと分けたいなら専用の携帯もあると女性としては安心ですが、それも必須ではないです。
治療院専用のメールアドレスはGmailなどで用意してください。
以上で、ご自身の治療院を始めるにあたって必須のものはこのくらいです。
え、これだけ?と驚かれる方も居るかと思いますが、それがこの訪問施術治療の良い面の一つなんです。
あとは訪問した患者さんに誠心誠意向き合うお気持ちと女性特有の優しい笑顔があれば、女性の施術師さんならおのずと患者さんが増えていきます。
そして開業手続きもそんなに大変ではありません。
- 施術所開設届と出張届
- 療養費の受領委任払いの手続き
- 福祉医療の受領委任払いの手続き(障がい者対応)
- 生活保護の方の対応機関としての登録
この4つ全て開業前にできれば良いのですが、最初は1.施術所開設届と出張届と2.療養費の受領委任払いの手続きのふたつだけで始めてしまい、稼働しながら追って3と4の手続きをするのでも大丈夫です。
詳しい手続きや解説は次回書いて参ります。